便利な電気圧力鍋ですが、気になるのは光熱費だと思います。

 

今回はガス代・電気代について比較して調べてみました。

ガス式圧力鍋と電気圧力鍋光熱費の比較について

 

圧力鍋は時短ができて燃料代も節約になる調理器具です。

 

ガス仕様の圧力鍋と電気仕様の圧力鍋の2種類がありますが、どちらの方が光熱費は安くなるのか比較してみました。

 

ガス式の圧力鍋にかかるガス代

 

プロパンガスの料金体系

各ガス会社の考え方の違いで、基本的には4種類あります。

①二部料金制

②スライド制

③三部料金制

④原料費調整制度

 

プロパンガス料金の計算方法

 

4種類の中では一番シンプルな料金体系は①です

・二部料金制の場合の計算方法

 

我が家はニチガスを使っています!

3月分は

基本料金1,620円+(421.20×48.7)=22,132.44円でした。

家族2人では使いすぎでしょうか~

冬はガスファンストーブなので 35,000円位になっていますが、今月はストーブを使う頻度がすくなって安くなっているので助かります(^▽^)

 

圧力鍋は短時間調理なのでガスの点火時間が少ないのです。

かなり省エネには違いありません。

圧力鍋の「余熱調理」は省エネで時短調理

沸騰から減圧までの時間 平均おおよそ30分とします。

 

  • ガスコンロのガス代=出力(kW)×3.6MJ/h×時間(h)÷ガスの発熱量(MJ/㎥)×ガス料金(円/㎥)

 

強火2.97kwのガスコンロを1時間使った時の都市ガスのガス代は以下のように求められます。

使用時間30分

  • 2.97(kW)×3.6(MJ/h)×0.5(h)÷45(MJ/㎥)×151.74(円/㎥)=18.02
  • 約30分で18円位になりますね。

 

プロパンガスは自由料金ですので、高い価格を我慢して使い続けることはいらないですね。

 

自由競争になって、いろいろと勧誘がきますので、前の領収書を見せて再計算してもらって検討しましょう!

 

電気圧力鍋の気になる電気代

 

東京電力の電気料金計算

契約の大きさによって決められる「基本料金」と、使用電力量によって計算される「電力量料金」の合計に、再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えたものとなります。

ちょっとややこしいですね。

 

TEPCO電気料金計算サービスページで計算できます。

電気料金計算サービス

 

電気代計算方法

「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)」で計算できます。

電気圧力鍋は、平均使用時間は15~20分程度のものがほとんどです。

使用時間30分前後での電気代は「0.36円×30分」で10.8円程度となります。

 

2合のご飯をD&S家庭用マイコン電気圧力鍋で炊いた場合

約3円50銭

 

 

お得な方の圧力鍋

ガス・電気圧力鍋で調理する時間を、30分かかった計算の場合

ガス式圧力鍋 約18円

電気圧力鍋 約11円

 

単純に比較した場合、電気圧力鍋の方が安い計算になりました。

 

・電気圧力鍋にかかる加熱時間

電気圧力鍋の調理には、「余熱」「圧力調理」「蒸らし(保温)」の3つの時間が必要です。

食材によって時間はそれぞれ違ってきます。

豚の角煮の場合、余熱時間15分 圧力時間5分 蒸らし/減圧時間10分位なのです。

出来上がりまで25分前後かかりますので、電気代も同じようにかかりますが加圧している時間帯は高圧になりますので電力は大きくなります。

 

何キロワットで何分というのは、素人の私には計算が難しいので一概に電気代・ガス代の差がはっきりできないところです。

 

・ガス式圧力鍋にかかる加熱時間

電気と違って蒸らし時間は火を止めるので調理完成時間は同じでも、ガスを使っている時間は電気より短い計算になります。

 

時間だけで計算しますと、ガスの方は蒸らし時間は火を止めていますのでガス代は少し電気より時間は短くなる計算です。

 

火加減の調節や時間計測をする必要がなく、材料を入れてボタンを押したらほったらかしにしてOKという意味でガス・電気ほぼ同じくらいの光熱費なら、ほったらかしで出来ちゃう電気圧力鍋を使用した方が時間も節約できるわけです。

 

30分の有効的な時間を何に使いましょうか~

 

普通の鍋で調理するより、ガス式の圧力鍋も電気圧力鍋も時間の短縮は半分以上の差がでます。

そして電気代が安いのは勿論嬉しいです!

電気圧力鍋の方はスイッチを入れておけば失敗なし料理が出来るという点もメリットと感じます。

電気圧力鍋は調理器具アイテムとして優秀ですので、これからどんどん使って行こうと思います。